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育種のやりかた

せいと

育種いくしゅ でする3つのこと
「新あたらしい形かたちを作つくる」「好すきな形かたちを選えらぶ」「形かたちを残のこす」
ってなに?

せんせい

それでは「新あたらしい形かたちを作つくる」から説明せつめいしましょう。
育種いくしゅ にはいろいろなやり方がありますが、ここでは2つのものをまぜて新あたらしい形かたちを作つくる「交雑こうざつ」という方法ほうほうを紹介しょうかいします。
形かたちのちがう2つの親おやからできた子こどもたちには新あたらしい形かたちがあらわれます。
イメージであらわすとこんな感かんじです。

せいと

子こどもたちは新あたらしい形かたちだけど、よく見みるとお母かあさんとお父とうさんに少すこしずつ似にているところがあるね!

せんせい

いいところに気きがつきました。
見みた目めの形かたちのほかにも、育そだちが早はやい・病気びょうきに強つよいといった能力のうりょくも、親おやから受うけつがれることがあります。
子こどもたちが受うけついだ形かたちや能力のうりょくをしらべたら、その中から「好すきな形かたちを選えらぶ」ことをしましょう。

せいと

わたしはこの子この色いろや形かたちが好すきだな

せんせい

では、好すきな形かたちを選えらんだら、その子こを親おやにして、さらに子こどもたちをふやしていきましょう。
もし違ちがった形かたちのものができたときは、下したのイメージのように元もとの形かたちと同おなじもの選えらんで育そだて、子こどもをふやすことをくり返かえします。
これが「形かたちを残のこす」です。

せいと

子こどもに、親おやと同おなじ形かたちが残のこるようにするんだね

せんせい

同おなじ形かたちを選えらんで・残のこすをくり返かえしていくと、子こどもたちの形かたちがだんだんと変かわらないようになってきます。
こうして形かたちや能力のうりょくをそろえた生いき物ものを「品種ひんしゅ」といいます。

せいと

こうやって育種いくしゅ をするのか〜

せんせい

ちがう親おやをくみ合あわせることでいろいろな新あたらしい形かたちができるので、世界せかいにひとつしかない自分じぶんだけのオリジナル品種ひんしゅを作つくることもできますよ。

せいと

わたしもいろんな色いろや形かたちの品種ひんしゅをつくってみたいな

植物しょくぶつの場合ばあいは新あたらしく作つくった品種ひんしゅは品種登録ひんしゅとうろくが認みとめられれば、料金りょうきんをはらっている間あいだは育成者いくせいしゃとして品種ひんしゅに関かんする権利けんりを守まもることができます。一方いっぽうで日本にほんの種苗法しゅびょうほうでは「新品種しんひんしゅの育成いくせいその他の試験しけん又または研究けんきゅうのためにする品種ひんしゅの利用りよう」には育成者権いくせいしゃけんの効力こうりょくは及およばないとされています。今いまある品種ひんしゅはまた次つぎの新品種しんひんしゅを作つくるために育種いくしゅ で利用りようされ、生物せいぶつの多様性たようせいを維持いじすることに貢献こうけんしているのです。