せいと
育種でする3つのこと
「新しい形を作る」「好きな形を選ぶ」「形を残す」
ってなに?
それでは「新しい形を作る」から説明しましょう。
育種にはいろいろなやり方がありますが、ここでは2つのものをまぜて新しい形を作る「交雑」という方法を紹介します。
形のちがう2つの親からできた子どもたちには新しい形があらわれます。
イメージであらわすとこんな感じです。
子どもたちは新しい形だけど、よく見るとお母さんとお父さんに少しずつ似ているところがあるね!
いいところに気がつきました。
見た目の形のほかにも、育ちが早い・病気に強いといった能力も、親から受けつがれることがあります。
子どもたちが受けついだ形や能力をしらべたら、その中から「好きな形を選ぶ」ことをしましょう。
わたしはこの子の色や形が好きだな
では、好きな形を選んだら、その子を親にして、さらに子どもたちをふやしていきましょう。
もし違った形のものができたときは、下のイメージのように元の形と同じもの選んで育て、子どもをふやすことをくり返します。
これが「形を残す」です。
子どもに、親と同じ形が残るようにするんだね
同じ形を選んで・残すをくり返していくと、子どもたちの形がだんだんと変わらないようになってきます。
こうして形や能力をそろえた生き物を「品種」といいます。
こうやって育種をするのか〜
ちがう親をくみ合わせることでいろいろな新しい形ができるので、世界にひとつしかない自分だけのオリジナル品種を作ることもできますよ。
わたしもいろんな色や形の品種をつくってみたいな